古式鍛錬

三木金物古式鍛錬技術保存会では、毎月第1日曜日に鍛冶の伝統技術を伝えてゆくため、鋸、鑿、鉋、鏝、小刀の製造業者が交代で公開実演を実施しています。 ふいごを使い、古式ゆかしく金物を鍛える古式鍛錬の実演です。
平成16年12月と17年1月は鑿部会が当番を務めます。
12月の実演を歌手の鳥羽 一郎 氏が番組リポーターになり、「相づちを打つ」の語源を求めて三木市に来られました。
写真を交えて古式鍛錬の様子をご覧いただきます。


三木金物神社古式鍛錬場

地鉄を過熱し小槌でシキを作っている


地鉄の上に接合材と鋼を乗せている

小槌で叩き鉄と鋼を仮付け(のたうち)している


横座(親方)の槌に合わせて向槌を打っている

鳥羽 一郎 氏に金物の説明をしている


古式鍛錬の見学

飛び入りで参加


古式鍛錬による火作り

ほぼ鑿に完成しました

毎月行われる古式鍛錬ですが、今回はNHK「あなたも挑戦!ことばゲーム」(3月11日金曜日20:00〜20:43放映予定)の取材で来られました。
特に親方の槌に合わし先手が大槌を打つ。
この事が「相槌を打つ」の語源ではないかと訪ねて来られました。
また、金物資料館の内部や三木市内の取材をされておりましたので、放送が楽しみです。
毎月実施しておりますので、機会があれば見に来て下さい。
なお、1月は第2日曜日に変更になります。


横座:宮脇 正孝 氏     向槌:高田 良作 氏・高橋 亮一 氏     ふいご:宮永 晃 氏

案内・説明:五百蔵 幸三 氏





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