丹波年輪の里友の会 工場見学

丹波年輪の里友の会の研修会が金物の町、三木で開かれました。
道の駅みきで三木金物を見学後、当社巴工場に来られました。巴工場は鑿・鉋の鍛接から火造り、研磨、焼入れ、仕上げ研磨、刃研ぎまで加工を行い、当社別工場等で鑿の柄付け、台打ちなど行い一貫して製作しております。
見学の様子を写真でご紹介いたしますが、案内に気を取られ、焼入れの瞬間や替刃式鉋での薄削りの体験を写真に収める事ができませんでした。
だいたいの雰囲気ですが、ご案内させていただきます。


挨拶

砂鉄を使って刃物鋼の説明


鑿・鉋の説明

工場見学 水焼入れとトノコ


工場見学 鍛造

工場見学 研磨


チップソーの説明

チップソーの説明

鑿は刃研ぎがしやすいヤスキ鋼白紙を使用し、鉋は長切れする様にヤスキ鋼青紙を使用している事や火造りの温度や焼鈍など鋼の鍛え方や焼入れの水の話など良い製品を作る為の説明や特徴を話し、工場見学を行いました。
3班に分かれ、A班は焼入れから研磨、B班は設計のCADからレーザ加工、C班は替刃式鉋で薄削りの体験から回っていただき、1時間程見学後、チップソーの説明を行い質疑応答で当社での体験は終わりました。
昼食は日月クラブで木工作家徳永氏のお話とオーガニックランチを楽しみ、午後からは鉋や台打ち、包丁師などの工房を訪問し三木の街中を散策していただきました。

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